給与データ移行サポート例 

2020年6月8日掲載

今の給与ソフトに不満はありませんか?

給与計算担当者にとって、給与計算とは「責任」と「手間」が伴う煩わしい作業です。そして従業員数と「責任と手間」は比例します。
ですので、優れた給与ソフト(高いユーザビリティ、低コスト等)があれば直ちに乗り換えたい。しかしながら使用中の給与ソフトに設定されているデータの引っ越しを考えると二の足を踏みたくなるのは当然のことです。

いざ、データ移行!

先日、弊社でお引き受けしたのは「給与ソフトのデータ移行」作業、従業員350名分でした。

まず、乗り換え先の給与ソフトについて知る必要があります。必要最低限の会社情報を設定し、サンプルデータを2、3パターン入れて、画面の構成と推移を調べます。
次に、お客様からお預かりしたデータの解析を行います。従業員1名が持つデータの項目は、住所・氏名・性別・生年月日・入社年月日から始まり、部署・役職・雇用区分、その他に扶養家族の情報、社会保険情報、加えて各項目に「有無」選択がありますので、1名といえどもデータ量は相当数になります。
更に旧ソフトからエクスポートされたデータは、当然のことながら新ソフトにインポートするフォームとレイアウトが全く異なるため、旧ソフト項目と新ソフト項目の紐づけ作業をおこないます。

それが終わるとようやくデータのインポートが行えます。しかしなかなか1回でデータが入ることはなく、エラーを1つ1つ潰しながら、すべてのデータを引っ越しさせることができました。当初の予想以上に時間を要してしまったというのが正直な感想です。

思い切りが肝心!

給与計算の煩わしさは、給与計算にかかる時間的・肉体的・精神的コストに比例します。時間がかかれば、それだけ経済的コストにも影響します。このような問題を抱えてもなお、移行に要するリソースと時間を割けないという理由でユーザビリティの高い給与ソフトへ移行できない給与担当者の方へ。思い切って1度だけ移行のために、時間と労力を使ってみてください。今後の給与計算はきっとラクになるはずです。